イヌコン実行委員会 > アーティスト対談 ハカセが行くよ > Vol4 龍屋さん(3)
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ハカセが行くよ ヒラフジタカヤスとアートな人々の対談集
3.龍屋の方向性としては何でも来いよ!って感じで。

ハカセ:ところで、この対談の中、周りの人たち(注4)は
     アニメの話で盛り上がってますが…。
     (注4)インタビュー当日は、定期的に行われる龍屋のパーティーの中でやっていた

タツヤ:そう、ここに集まる奴は、アニメの話しかしない!っていう(笑)

ハカセ:そうだね、キワマリで皆で集まって話をしても
     とどのつまりアニメの話になるんだよね。いつも。

タツヤ:自分も名古屋造形に行っていて、絵の勉強をしていたけど
     結局皆アニメとか漫画とかのオタクなんだと思った。
     オタクの集まりがここに来てるんだなって思った。

ハカセ:隠れオタク的な。まぁ、隠れてもいないんだろうけど、
     健全なオタク的な(笑)そういう人多いからね。
     最近、隠れオタクの人はアキバ系オタクを
     毛嫌いする風潮があるじゃない?
     俺の周りの奴も自分はガンダムとかすっごく好きなんだけど、
     アキバのオタクは大嫌いとかさ。結構いるんだよ、そういう人が。

タツヤ:あー。
     でも造形にいた頃ってやっぱりどんな学校でもあると思うんだけど、
     漫画クラブとかあったから。
     造形の中でも漫画クラブってオタクの中でも特殊な感じの人が
     いるんだけど、そういう人たちも、自分達もオタクだから同等に
     こう会話をして普通に飲みに行ったりとかしてたから…。
     だから造形の時はそんなに毛嫌いするって風潮は
     あんまりなかった気がする。

ハカセ:憶測なんだけど、オタクっていうものが
     ちょっと気持ち悪い存在だと思われ始めたのは、
     「元気が出るテレビ」の宅八郎からだと思うんだよね。
     それまではオタクっていう言葉もなかったし。
     ただ、アニメ好き。ただ、漫画好き。ってジャンルだったのが、
     ある時を境にアニメを好きな人は気持ち悪い。に変わって行った。
     そうなると、本来別に気持ち悪くも無い人(と思っている人)が
     そういうジャンルで同等にされるのがイヤなんだろうと。

タツヤ:宅八郎ってクラブ形のイベントとかでてるよね?
     東京でギャラリーやってる子がいてその子も奇抜なイベントを
     毎回やっているんだけど宅八郎を呼んでイベントをやったんだけどね。

ハカセ:おもしろそうだね?

タツヤ:うん。おもしろいなぁって。

ハカセ:呼んだら?

タツヤ:いいよ。呼ぶ?(笑)
     でも、これからの龍屋の方向性としては何でも来いよ!って感じで。

ハカセ:あぁ、イベントありーの、ワークショップありーの、
     パフォーマンスもありーのって?

タツヤ:そそ、だからほんとに、喧嘩上等!みたいな、
     なにをやっても何が来ても怖くないって感じですね。
     やりたい事があれば、やればいい。
     楽しみにしているのは、本当に見るからに馬鹿ってことが好きだ。

ハカセ:わかる!すごいわかる。

タツヤ:コレは誰にも作れないな、形だけじゃ作れないなっていうアート作品。
     クオリティーの高いものが俺は好きだから、そういうのを追求していくと
     中々こう後世が繋がっていかない。

ハカセ:そうね。そこはね、僕もイヌコン!をやっているものとしては
     すごくジレンマを感じるところで、クオリティーを求めると
     人は集まらないし、でも人を集めるには何でも来い!
     じゃないとダメだしね。まぁそこが難しいトコだね。
     だからやりたい人が自然にクオリティーが上がっていくと
     一番ラクでいいんだけど、やっぱりそういうわけにもいかないしね。
     これは自分の課題でもある。

タツヤ:学生とかにアピールをどんどんしたらいいんじゃないですかね?
     やりたい人いるだろうしね。

ハカセ:去年ね、地元の大学にポスターを貼らせてもらったんだけど、
     見たって人はいたんだけどね参加した人は意外にいないんだよね(笑)
     昔だったら参加しよう!って人がいたみたいなんだけど、
     最近はあまり来ないみたいで。

タツヤ:最近の芸大生って昔と比べてホントに普通の大学生みたいな子が
     増えてきたみたいね。
     だから作品を作るのになんかきっかけを与えてあげないと。
     こっちから、なにかヤル?ってきっかけを与えないと、
     やってくれない子が多いから。
     でも、きっかけを与えるにも向うから来てくれないと。ねぇ。(笑)

ハカセ:最近イベントとかあったらイヌコン!の宣伝をしに
     行ってしているんだけど「良かったらやってよ!」って言うと、
     
じゃぁやってみようかな?!って言う人が多い
     結局押してあげないとダメなんだね。

タツヤ:ほんと最近の子達の風潮というか、
     餌をあげないといけないっていうのが。

ハカセ:才能発掘は大変だね。
     で、発掘して自分の身に何か入ってくるわけでもないんだけどね(笑)

タツヤ:まぁね、そういう子達相手にしていて、よく、出世払いで!
     っていう子もいるんだけど、まぁそういう子達は
     バックアップしていかないとって思ったりね。

ハカセ:将来有名になったらイヌコン!がきっかけで…って言え!って(笑)

タツヤ:同じく(笑)ギャラリー龍屋がきっかけでって言え!って(笑)

ハカセ:って、でもそんな風に若い子達が有名になって、
     言ってくれると嬉しいよね!

タツヤ:ねっ。

ハカセ:まぁ、ぼちぼち焦らず騒がず、やっていきましょう。

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